注目公演

チョン・ミョンフン(指揮) アジア・フィルハーモニー管弦楽団

国境を越えて感動を届けるドリーム・オーケストラ  今こそこのオーケストラが必要だろう。世界的指揮者チョン・ミョンフンが主宰するアジア・フィルハーモニー管弦楽団だ。「アジアの演奏家たちが、ひとつのオーケストラの中で調和を図ることで、世界に向けて友好と平和を発信する」との主旨で1997年に創立された同楽団は、2000年代初…

コルネリウス・マイスター(指揮) 読売日本交響楽団

俊英は、いま聴いておかねば!  近年若い指揮者が来日すると、聴いておかねば…と思う。何しろ後でブレイクする俊英が多い。最近ではバッティストーニ、少し前はソヒエフ、古くはパーヴォ・ヤルヴィも、名が知れる前に単身来日し、聴き逃した者を後悔させている。  9月読響に客演するコルネリウス・マイスターは、2006年、26歳(!)…

ボリショイ・バレエ『白鳥の湖』『ラ・バヤデール』『ドン・キホーテ』

新進スターに注目  12月にリニューアル・オープンする東京文化会館の開幕を飾るボリショイ・バレエ。その舞踊手の層の厚さには定評があるが、今回2年ぶりの来日公演では、新たなキャスティングに注目が集まっている。スヴェトラーナ・ザハーロワ、マリーヤ・アレクサンドロワ、デヴィッド・ホールバーグら看板スターたちと並んで、主役級を…

東京文化会館オペラBOX 多摩公演《ヘンゼルとグレーテル》

子どもたちのオペラ入門に絶好のチャンス  東京文化会館の『オペラBOX』は、2003年から主催している東京音楽コンクールの入賞者を起用しての、つまり実力を認められた若手・中堅を揃えてオペラを上演しようという企画。これまで同会館小ホールで開催されてきたが、今年は5〜11月がホール改修工事のため、たましんRISURUホール…

オレンジ世代応援コンサート

元気が漲る“ニクい”公演  「オレンジ色のニクい奴」…これはある世代以上の方にとって懐かしくも気持ちが弾むフレーズだろう。このキャッチでおなじみの「夕刊フジ」は、1969年に創刊され、今年45周年を迎えた。同紙と共に歩んだ主力は今やシニア&シルバー世代。だがこれを機に、彼らをよりポジティブな「オレンジ世代」と称して応援…

ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール Japan 2014

巨匠ランスロの志を継承して  20世紀を代表する名クラリネット奏者の1人であった、ジャック・ランスロ(1920〜2009)。その精神を受け継ぎ、高い音楽表現と近代フランス音楽文化の継承を主眼に据えたジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールが、2012年にスタートした。故国フランスと、多くの弟子が活躍する日本とで2年…

オーチャードホール25周年ガラ〜伝説の一夜〜

各界からの豪華な顔ぶれが集結  オペラより7曲、バレエより4作品をはじめ、さらに全員が揃う1場面も予定しているという『オーチャードホール25周年ガラ』。総合監修の熊川哲也は「人生における25年は短くないが、劇場としては、地に足をつけ、前を向き始めたところ。さらなる高みに向けて、アーティスト同士で力を合わせ、日本人の民度…

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 小泉和裕 特別客演指揮者就任披露公演

名匠で聴くロシアの名作2編  地元横浜を中心に積極的な演奏活動を展開している神奈川フィルにとり、新たな門出となる2014年。4月の常任指揮者就任披露公演で大成功を収めた川瀬賢太郎に続き、今回は同時期に特別客演指揮者に就任した小泉和裕が登場する。  1973年の第3回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝した後、ベルリン・フ…

第427回 日経ミューズサロン 中西俊博(ヴァイオリン)&サワン・ジョシ(シタール)

国境を越えた“弦の競演”  ジャンルを超えて良質の音楽を発信する『日経ミューズサロン』に中西俊博とサワン・ジョシが登場。中西については今さら多言は要すまい。ボーダーレスかつ斬新な活動で、音楽シーンに話題を提供し続ける才人。その演奏、楽曲を耳にしたことのない音楽ファンはいない、といっても過言ではないはずだ。一方のジョシは…

『KING & QUEEN』鹿賀丈史 × 濱田めぐみ ミュージカルコンサート

ダンスでも魅せる華やかなパフォーマンス  『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンや『ジキル&ハイド』のタイトルロールなど当たり役は数知れず、日本を代表するミュージカル俳優の鹿賀丈史。最近では『ボニー&クライド』をはじめ話題作に立て続けに出演するなど、圧倒的な歌唱力で観客を魅了する濱田めぐみ。名実とも…