注目公演

愛知県芸術劇場・東京文化会館・iichiko総合文化センター・東京二期会・読売日本交響楽団・名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作 グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス:《ばらの騎士》

話題のオペラがいよいよ愛知で上演!  7月に東京二期会が上演した《ばらの騎士》では、邦人勢の好調な喉とリチャード・ジョーンズの鮮やかなステージングが注目されたが、中でも話題を呼んだのは、帝都ウィーンの上流階級の物腰を、パステルカラーの装置のもと、より和らげて伝えた演出である。主な登場人物が「心は貴族、でも振る舞いは現代…

セルゲ・ツィンマーマン 無伴奏ヴァイオリンリサイタル

神童のDNAを受け継いだ俊英  「完全なる奇跡」。弱冠9歳でデビューし、卓越した技巧と瑞々しい感性、しなやかで自然な音楽づくりで、耳の肥えた故国ドイツの聴衆をして、こう唸らしめたヴァイオリニスト、セルゲ・ツィンマーマン。26歳となった今、さらなる深みと人間性を併せ持った俊英が、バッハの無伴奏作品という小宇宙へ対峙する。…

新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』(新制作)

ユニークな発想で魅せる古典バレエの傑作  新国立劇場バレエ団は、開場20周年を記念して、シーズン開幕に、チャイコフスキーの名作『くるみ割り人形』を新制作で上演する。振付には、2014年に重厚華麗な『眠れる森の美女』を手がけたウエイン・イーグリングが再登場。『くるみ割り人形』の制作は、過去に芸術監督を務めたオランダ国立バ…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

巨匠ならではのエキサイティングな体験  今秋、猛将アレクサンドル・ラザレフが日本フィルに帰ってくる。首席指揮者時代から日本フィルを鍛え上げ、ライヴではその能力を限界まで引き出した白熱の演奏を重ね、桂冠指揮者となってからも定期的に登壇を続けている。  10月の東京定期演奏会は「ラザレフが刻むロシアの魂」シリーズで、彼が絶…

ヴェロニカ・エーベルレ(ヴァイオリン)

若き名手が作り出すシリアスで濃密な時間  ドイツ出身の気鋭のヴァイオリニスト、ヴェロニカ・エーベルレがトッパンホールで待望のリサイタルを開く。エーベルレはわずか16歳でサイモン・ラトルに抜擢されベルリン・フィルと共演するなど、早くからその将来を嘱望されてきた、チュマチェンコ門下の才人。日本でもN響や読響との共演やマーテ…

Classic Bar 〜in Blue Rose vol.5〜

ワインとともに愉しむ名曲の数々  クラシック・コンサートを美味しいお酒とともに愉しむ、洗練された大人のためのイベントがサントリーホールのブルーローズを舞台にした『Classic Bar 〜in Blue Rose』。2014年からスタートした同企画、今回のテーマは「ワイン」。  第1部は日本ソムリエ協会認定シニアワイン…

イリヤ・ラシュコフスキー(ピアノ)

ダイナミックにして繊細な感性に彩られたピアニズム  ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第3位、そして浜松国際ピアノコンクール優勝と、名だたる国際コンクールで上位入賞を果たし、着実なキャリアを重ねてきたイリヤ・ラシュコフスキー。彼は減衰楽器であるピアノで歌うような表現をその特長…

第5回小金井市民文化祭特別公演 こがねいガラ・コンサート2017

小金井は音楽家の宝庫だった!  地元ゆかりの奏者たちによる一日限りの“小金井楽団”が今年も集結する。小金井 宮地楽器ホール恒例「こがねいガラ・コンサート」に出演する特別編成オーケストラ。小金井市在住・出身だったり、市内の学校に通っていた経歴があったりと、濃度は違えど、ほとんどのメンバーが小金井と関わりのある人たち。しか…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

円熟の名匠と話題のヴァイオリニストの共演  終身名誉指揮者として昨年、都響デビュー40周年を祝った小泉和裕。地方の古民家に居を構え、自然の温もりから育ってくるものを音楽へと注ぎ込む。円熟のタクトからは生気に溢れた音楽が流れ出し、今や小泉は都響だけでなく日本中のオーケストラから求められる名匠となっている。  芸術の秋、1…

ホールアドバイザー小川典子企画 Noriko’s Day vol.5 小川典子ピアノ・リサイタル

デビュー30周年はオリジナリティ満載のプログラムで  ミューザ川崎シンフォニーホールのホールアドバイザーとして活躍し、多彩な企画・演奏で楽しませてくれるピアニストの小川典子。5回目を迎える『Noriko’s Day』もそのひとつだ。これまでも自身の演奏を中心に、ファミリーも楽しめるプログラムを組んできたこのシリーズだが…