第44回 日本フィル 夏休みコンサート 2018

今年もゴジラやバレエ、日本のうたなどエンタメてんこ盛り!

 1975年に開始され、今年で44回目を迎える、日本フィルの夏休みコンサート。「初めてクラシック音楽を聴く子どもたちに、家族と一緒に本物のオーケストラを」というコンセプトによる長寿企画で、いまや三世代での来場客もいるとのこと。今年は計17公演で、指揮は来年4月にセントラル愛知響常任指揮者に就任する角田鋼亮。本公演の常連、江原陽子が今回も歌と司会を務める。
 各公演3部構成。有名な楽曲を楽しめる第1部は、バッハやモーツァルトの名作や、映画『ゴジラ』タイトルテーマなどを。第2部はチャイコフスキー『くるみ割り人形』ハイライト版。バレエとオーケストラとのコラボレーションは本公演の名物で、生の舞台で最高の名曲とダンサーの名技を体感できる貴重な芸術体験となる(出演:スターダンサーズ・バレエ団、振付・演出:鈴木稔)。そして第3部は、「さんぽ」などの定番曲や日本のうたメドレーを、会場全体が一体となって歌うお楽しみのコーナー。客席で心を合わせた歌の響きは、家族にとってもすてきな思い出になるだろう。
文:林 昌英
(ぶらあぼ2018年7月号より)

2018.7/21(土)〜8/5(日) 東京・神奈川・埼玉・千葉・京都
問:日本フィル・サービスセンター03-5378-5911 
http://www.japanphil.or.jp/
※各公演の詳細については上記ウェブサイトでご確認ください。