高松国際ピアノコンクールで古海行子が第1位、伏木 唯が第3位に入賞

表彰式から 左より:伏木 唯、古海行子、カンテ・キム
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 3月12日〜25日にかけて開催された、第4回高松国際ピアノコンクールで古海行子(やすこ)が第1位、伏木唯が第3位に入賞した。第2位はカンテ・キム(韓国)。古海はさらに委嘱作品演奏者賞をはじめとする5つの特別賞も受賞。同コンクールは2006年にスタートし、4年に一度の開催。今回より第3次審査に室内楽が導入された。
 古海は、1998年神奈川県生まれ。第7回福田靖子賞選考会第1位、第20回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第2位に入賞。現在は昭和音楽大学に在籍、江口文子に師事。
 伏木は、90年北海道出まれ。東京藝術大学を卒業後、ベルリン芸術大学、同大学修士課程を経て、現在同大学国家演奏家資格課程に在籍。第79回日本音楽コンクール入選、第63回マリア・カナルス国際ピアノコンクール第6位入賞。パスカル・ドヴァイヨン、村田理夏子の両氏に師事。
(ぶらあぼ2018年5月号より)

高松国際ピアノコンクール
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