ぶらあぼ2015年7月号

【今月の表紙】
ヴァレリー・ポリャンスキー(指揮)
ロシア国立交響楽団
チャイコフスキー 三大交響曲一挙演奏!

最もロシア的な最後のオーケストラと呼ばれているロシア国立交響楽団が、ヴァレリー・ポリャンスキーに率いられて来日ツアーを行う。ツアー演目は、チャイコフスキーの交響曲第4番・第5番・第6番の3曲を1公演で演奏するという、驚愕のプログラムがメイン。この3曲をロシア人の指揮者&オーケストラの演奏で一挙に聴ける、非常に貴重な体験になりそうだ。チャイコフスキーの“魂”を本場からやってくる彼らがどのように激しく燃焼させるのだろうか。心身ともに整えながらその瞬間を待ちたい。
※公演情報は50ページの公演紹介記事をご参照ください。

Pre-Stage=Prestige interview
22 シルヴァン・カンブルラン(指揮)
24 千住真理子(ヴァイオリン)

Close Up
30 荘村清志(ギター)× 福田進一(ギター)

BRAVO Tips
26 ルドルフ・ビーブル
 (指揮/メルビッシュ湖上音楽祭日本公演)
28 藤原道山(尺八)

Pick Up interview
42 日下紗矢子(ヴァイオリン)
57 反田恭平(ピアノ)
60 漆原朝子(ヴァイオリン)
65 岩崎洵奈(ピアノ)

105 コンサート・ギャラリー
151 7月の前売チケット 6月下旬〜7月末の発売情報
166 News & Topics
168 New Release Selection
176 国内盤&輸入盤新譜情報
181 エッセイ 青柳いづみこの 指先でおしゃべり
182 TV&FM 7月のクラシック番組
184 Books クラシック新刊情報
185 海外公演情報
192 ぶらPAL 読者のページ
195 2015夏の音楽祭&セミナー
198 7月の注目公演
200 7月のコンサート情報

【Danza 今月の表紙】
Noism1 近代童話劇シリーズvol.1『箱入り娘』

6/22(月)〜6/28(日) KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ
7/18(土)、7/19(日) 金沢21世紀美術館 シアター21
7/24(金)〜8/1(土) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオB

Noism芸術監督・金森穣が手掛ける次なる作品は、近代童話劇『箱入り娘』。スタジオ規模の小空間で上演する3年ぶりの新シリーズ第1弾は、バルトーク作曲によるバレエ『かかし王子』をもとに、SNS時代の現代社会における人間環境の崩壊のイメージを、誰もが親しめる“童話”に重ねて創られた舞踊劇。6月6日にりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館で幕を開けた舞台は、神奈川、金沢を経て新潟に戻る。本作は金森がパフォーマンス・ディレクターを務める「水と土の芸術祭 2015」参加作品で、Noism1みずつち特別公演として小学生限定(無料)・65歳以上限定公演も設ける。現代を生きる大人とこどもに問いかける新シリーズに注目だ。

Danza Pre-Stage=Prestige interview
250 荻田浩一(演出家)

252 Catch Up
258 <未来のエトワール> 加地暢文
259 エッセイ 乗越たかお『誰も踊ってはならぬ』
261 7月の前売チケット 6月下旬~7月末の発売情報
263 7月の公演情報

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